千歳・室蘭本線一日散歩
千歳・室蘭本線一日散歩
■行程地図


<行程、小樽(おたる)→室蘭(むろらん)→小樽(おたる)

■一日散歩切符

2004年9月5日。
北海道の小樽に帰省中の私は、この日が暇だったためどこか旅に出ることにしました。
もちろんこの日だけの日帰り旅行です。
そして金銭的にもあまり負担がかからない旅がしたい!
ということで、今回は一日散歩切符を使うことにしました。
この一日散歩切符というのは、道央地方の普通列車が一日乗り放題で大人一人2040円です。
まぁ関東でいうホリデーパスと同じようなもので、土曜や日曜や休日のみ使用できます。
行き先は、いまだ一度も行ったことのない室蘭にしました。

■南小樽駅より出発

いつも小樽駅出発では少し飽きてしまうので、今日は南小樽駅から出発します。
南小樽駅は、それほど駅前が発展しているわけではありませんが、
住宅が近くに多いので、普段は結構の利用者がいるのではないでしょうか。
ちなみにこの日は日曜日でしたので、人影はかなり寂しいです。


まずはここ南小樽駅から、7時8分の千歳行き普通列車で出発です。
車両は721系のクロスシートで、とても乗り心地が良くお気に入りの車両です。


■大都市札幌

さて7時54分に札幌に到着しました。
札幌は意外にもあまり途中下車をしたことがなかったので、
次の8時10分発の快速「エアポート」まで札幌駅周辺を軽く散歩してみます。。
まずホームは高架になって1〜10番ホームまであります。
ですので、この大きな高架駅はまるで新幹線の駅のようですね。


南口から駅の外に出てみると、そこは完全に大都市の空間でした。
すぐ右手にビッグカメラが見えて、少し新宿的なイメージも沸くほどに高層ビルが立ち並んでいます。
ただ新宿と違うところは、人の数は札幌のほうが断然少ないですね。
まぁ日曜日の早朝ということもあるでしょうが・・。


また南口には去年オープンしたばかりの札幌の新名所である、JRタワーがあります。
実際に見上げてみると、ものすごい高さです。なんでも、頂上では札幌の街を一望できるとか。


さてもう少しいろいろ見たかったですが、時間が来たのでダッシュでホームへ向かいます。
ここからは、函館本線から千歳線に入り、快速「エアポート」で南千歳へ向かいます。
そしてそこでまた乗り換えて、苫小牧へと進みます。
ちなみに快速「エアポート」は年中混んでいますので、座りたい場合はお早目に並び下さい!

■旧千歳空港駅

快速「エアポート」でめちゃ混みの中札幌を出発して、8時42分に南千歳に到着しました。
南千歳の駅では、偶然にも上野から来た北斗星と遭遇しました。
普段はさいたまでほぼ毎日見てるので、こんなところまで来るのか〜と思います。
わざわざお疲れ様でした〜。とでも声をかけてあげたいですよ。


ここ南千歳は元の名を「千歳空港駅」と言いいました。
名の通りそばにすぐ千歳空港があったからです。ところが、千歳空港は移築されました。
そこでこの駅の名を南千歳としたのです。ここは新千歳空港へ向かう列車や、石勝線なども分岐して、
交通の要所として成り立っております。でも駅の前はまだ開発があまり進んでいなく寂しい感じでした。


8時51分の列車で次は苫小牧へと向かいます。
ホームに入線してきた列車は721系!!私が一番気に入っている車両です。
ゆったりと苫小牧へ向かいます。乗車率はかなり低かったです。車内はほんとにガラガラ・・。


■一躍有名に・・苫小牧!

9時12分に苫小牧に到着しました。
実はこの苫小牧にわずかな期間住んだことがあります。
といっても幼稚園の頃ですので、あまり覚えてはいませんが・・。


さてこの苫小牧ですが、人口は約17万人で北海道の中では都市の一つです。
そして駒大苫小牧!、2004年の甲子園を北海道勢で初めて優勝しました。
駅構内はさすがに垂れ幕ばかりで、街をあげての快挙である事を実感しました。


苫小牧駅を出てみると、駅前は立派なビルがいくつかならんでいました。
ただ少し中途半端という気もします。大都市になれない中都市って感じですかね(笑)
ちょっとよくわからない表現ですいません・・。


駅前を見渡してみても、駒大苫小牧優勝おめでとう!の垂れ幕がたくさんありました。


苫小牧からは室蘭本線に入り、9時30分発の糸井行き普通列車で出発します。
車両はちょっと古い711系です。一時代は北海道の電車といったらこの711系でした。
子供のとき、いやという程よく見かけました。今は亡き祖母ともよく乗った記憶があります。
おばあちゃん子だった私にとっては、忘れられない思い出です。
しかし、今711系は新型車両が増えるにつれて数が減り珍しくなってきています。
思い出もそれと同時に薄れていくような気がします。
時代が過ぎ去るというのは少し悲しいことなのかもしれません・・。


■苫小牧市青葉

苫小牧からたった1駅、青葉という駅で下車します。
実はここは以前私が住んでいたマンションがあるところです。
青葉の駅は無人駅で、住宅街の中にあります。


今回は昔住んでいた家を訪れてみることにします。
駅からは歩いて10分ほどの市営住宅ですが、
幼稚園の頃の記憶なのであまりはっきり覚えていないんですよね〜(笑)
とりあえず、近くにセイコーマートがあったことは覚えています。
そしてそのセイコーマートの近くに大きなマンション郡発見!ここです、確実に!


その裏は公園になっています。ここは何故かはっきりと記憶があります。
一つ驚いたのは、想像以上に大きなマンション郡だったことです。
苫小牧は現在住宅の開発が進み、札幌以外の都市ではめずらしく発展しております。
そんな現状をうかがい知るような光景でですね。


ここだけ見る限りでは、多摩ニュータウン風な感じだね〜。
すいません・・。管理人は何かに例えるのが好きなもので・・。


そんなわけで、昔のかすかな記憶の中での余韻に浸りながら青葉を後にします。
次の目的地は青葉発10時14分の普通列車で東室蘭です。
■東室蘭

11時12分、東室蘭に到着しました。
室蘭市は細長い町で、ここから室蘭までは電車で15分近くかかります。
どちらかというとこの東室蘭のほうが栄えている感じですね。
何故なら、東室蘭から室蘭本線は函館方面と室蘭方面へと分岐するからです。
室蘭方面は3駅のみで終点室蘭に着きます。
つまり室蘭は陸の孤島化して、東室蘭駅が交通の中心となるわけです。
東室蘭に降りたのは約7年ぶりです。


東室蘭の西口は、苫小牧までとはいきませんが都市としてビルが立ち並んでいます。


■終着駅室蘭へ!

いよいよ11時23分の普通列車で、室蘭に行きます。
この列車はなんと札幌発室蘭行きの特急「すずらん」ですが、東室蘭からは普通列車になるのです。
つまり特急車両に乗れます!!これはラッキー!
車内はかなり空いておりました。大丈夫かな・・?廃止にならないかな?(笑)


11時36分に室蘭に到着しました。室蘭に来たのは初めてです。
室蘭出身の有名人は、モー娘の安倍なつみくらいかな・・。


つい最近に駅舎を移築して新しく立て直したらしく、駅舎はとてもきれいでした!


■室蘭ウォーキング

さっそく室蘭の町を歩いてみることにしますが、
駅前を少し歩くと、ただっぴろい空き地が広がっていました。
市を名乗る町として、この空き地はびっくりしますね!
実は室蘭駅はつい最近までもう少し奥にあったのです。
そのためこのただっぴろい空き地は、線路跡となるのです。
今回は、旧駅舎があった場所を訪れてみようと思います。しかも、今でもその駅舎は保存されています。


室蘭駅から徒歩で10分もしないうちに旧駅舎を発見しました。
この駅舎は明治45年に建てられた、北海道で一番古い駅舎になります。
残念ながら今は現役ではありませんが、観光案内所として活躍しています。


ちなみに、この旧駅舎の向かいには階段があり少し高台に登れます。
高台の上には道路があり、商店街も広がっていましたが、閑散としていました・・。
そこからの眺めも、なかなかきれいなものです。この時はフェリーを発見!


今度は旧室蘭駅舎に入ってみます。
中は観光案内所として、室蘭の鉄道の歴史を中心に紹介しておりました。
貴重な写真がたくさんあって、長い時間楽しめると思います。


さて一通り旧室蘭駅舎を見終わったので、移動を開始します。
次は室蘭駅の隣の母恋駅まで歩いていこうかと思います。
まず室蘭駅を真っ直ぐ歩くと長崎屋が見えてきて、
市街地らしくなり、市としての実感がでてきます!


ここから左折して進んでいきますと、上り坂になり山間へと入ってきます。
上のほうへ行き、ふとそこから室蘭の駅方面を眺めて見ると、
室蘭の町が一望できました。マイナーな展望スポットの一つにあげたいです。
しかし、私の息はすでにぜぇぜぇといったとこでしょうか(笑)


さらに道を進むと、今度は地球岬の標識案内がありました。
地球岬とは室蘭の名所の一つで、天気の良い日には水平線が丸く見えるので、
その名が付けられました。ぜひ行ってみたかったのですが、今回は時間の都合で断念・・。


やがて、母恋駅が見えてきました。
駅舎は古めかしい感じで、私はこういう駅はかなり好きです。
中には委託業務のおばちゃんがいて記念入場券を買おうとしたら「どっから来たの?」と聞かれ、
「埼玉からです。」と答えると、「あらまぁ、せっかく内地から来たんならこれ押してあげる、
記念に取っておけさ!」と、母恋の名前の由来などが入ったスタンプを押してくれました。
とても暖かな対応に、やはり田舎の情緒を感じます。すばらしいぜ!母恋よ・・。


ホームに出ると、また昔なつかしいホームでした。
これはドラマのロケに使えますよ!


■帰路

母恋からは12時43分の各駅列車で、東室蘭に戻ります。
列車は2両のディーゼルカーで、車内は高校生を中心に満員でした。
まだまだこの路線は需要が高いんだなぁ〜と思います。
行きはガラガラといっても4両でしたからね。


東室蘭からは、向かいのホームに停まっていた13時13分発の711系で苫小牧に戻ります。
それにしてもなんか学生が多いなと思ったら、今日は幌別でお祭りがあるらしく、
幌別でたくさんの人が下車していきます。幌別からはガラガラで、私自身も爆睡していました。
苫小牧に戻ったのは、14時15分です。


苫小牧からは本格的に帰路へと進んでいくのですが、駅の取材のために3駅降りました。
次の列車が731系だとわかると、一気にテンションが下がりました。
ふと関東に戻ったような気分でした・・。


■大空への町

14時53分に苫小牧を出発して、千歳に向かいます。
千歳はご存知の通り、新千歳空港がある町で近年発展しております。
それを象徴するかのように、駅前は様々な開発工事が進んでおりました。


■ニュータウン恵庭

千歳に続いて降りた駅は、恵庭です。
恵庭市もつい最近札幌の近郊都市として、めざましい発展を遂げている町です。
この発展に合わせて、つい最近快速「エアポート」も停車するようになりました。
まずは西口ですが、こちらはある程度店などが並んでおります。
基本的に恵庭の中心は駅から離れているので、そこまで大きくはないのですが、
工事中の建物などが見えて、これからの更なる発展が予想できます。


東口の方は住宅地が広がっており、まだまだ手をつけてない感があります。
ショッピングセンターなどが、建てられそうな雰囲気です。


■市になりたて北広島

基本的に、千歳線沿線は停滞が続く北海道の中で唯一元気な地区かもしれません。
千歳、恵庭ときてここ北広島も最近の発展はすばらしい町です。
ここは1996年に市になったばかり。


北広島駅を訪れたのはかなり久しぶりで、
とても驚いた事には駅に隣接している大型のコミュニティ空間の存在です。
エルフィンパークと名づけらています。
ここは、北広島市のコミュニティ機関による様々な展示などを行なっております。
それにしても、駅前はマンションなどが建ち並び以前よりも市らしくなりました。


■小樽へ

今回の旅も全行程が終わり、16時24分の列車で小樽に戻ります。
これにて、今回の長期北海道遠征の旅行は終了です。
千歳・室蘭本線の旅は、一日で気軽にというテーマで行ないました。
よって、それぞれの訪問時間は短いもので浅い内容が多かったと思いますが、
それなりにすばらしい発見はいくつもありました。
そんな充実感からか、小樽に着いた時に思わず一枚写真を撮りたくなりました。
何も変哲もない街角の一枚ですが、この一枚には私の今回の旅のテーマが現れたものになりました。


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