晩夏の房総半島 2005年9月21日 


■房総フリー切符で3日間
 北海道大周遊2005から帰ってきて1ヶ月。そろそろ旅に出たいな〜と思い始める頃である。次の行き先を考えていたのだが、 北陸が第一候補であった。やはりまだ未踏の地であり、とても興味を誘う。しかし予算が足りない。北陸に行くとなると切符代は もちろんの事、長期滞在を考えるとホテル代もバカにならない・・。という事で北陸は断念する事になった。

 そして急に候補に躍り出たのは房総半島!ちょうど3日間乗り放題で東京都内発7500円という切符があったし、 宿は家に帰ってくれば3日間まるまる堪能できる!と思い、房総半島へ向かったものの、これまた話が飛ぶのですが旅の2日目。 なんと房総半島のフリー区間のみで有効であって、一回出てしまうと無効になってしまう事が判明!これよく考えたら常識なのだが、 JR東日本には土日きっぷという便利な切符があるためにすっかり勘違いしてしまったのだ。

 という事でわずか1日だけの旅行になってしまった。ただ7500円の元は取ったと思う・・。
■特急「ビューわかしお」
 さて今回の旅の出発は久しぶりの東京駅である。う〜ん、東京駅に来たら新幹線に乗りたくなるが、今回は京葉地下ホームへ向かう。 東京駅に着いたのは7時前で、これから7時15分発の特急「ビューわかしお」に乗車する。東京駅から発車する定期特急は珍しく なってきたもんだ。ホームには武蔵野線に車両も混在しており、かなりの通勤客などが出入りしていた。

今回の出発地は東京!

東京駅地下ホーム

 7時ちょっと前くらいに特急「ビューわかしお」がホームに入線してきた。久しぶりの特急は本当にワクワクする〜!!私は先頭の 自由席に座るのだが、あっという間に車内は満席になった。9両編成の特急があっという間に満席になるなんて・・。さすが関東の 底力・・。とりあえずリクライニングシートを倒しながら、早くも旅気分を全開させて発車の時を待つ。

特急「ビューわかしお」が入線

車内でのくつろぎ

 7時15分、特急「ビューわかしお」はゆっくりと発車する。しばらくは地下を走るので車窓はあまり期待できない!という事で、 東京駅で買った穴子の太巻きを食べる事にした。結構はずれが多い東京駅のお弁当であるが、今回はなかなか美味しくいただけた。 それに500円と安いが、とてもボリュームがあって十分お腹を満たせた!とりあえず一安心(笑)

穴子の太巻き

ボリューム満点!

■鵜原に到着!
 特急「びゅーわかしお」に揺られながら京葉線から外房線へと進んでいく。特急の乗り心地は本当に最高で、すっかり夢の中へと 陥ってしまった。気づいた時には勝浦を発車しており、その次の鵜原で降りようとした私にとっては少し冷や汗だ。

 東京から1時間40分、ようやく鵜原に到着した。ホームはとても簡素なもので、このような田舎の駅に特急は不釣合いに映る。

鵜原に到着!!

とても静かなところだ

 さて今回この鵜原で訪問する予定の場所は「鵜原理想郷」である。どうやら与謝野晶子も訪れた事があるようで、崖の上にあって 海がきれいに見渡せる場所らしい。さっそく駅を出て鵜原理想郷がある方向へと進んでいく。

 するとそこには本当に小さな漁港があった。港で何人か働いている漁師がいて私を不審者扱いしていたが、 とりあえず鵜原理想郷へ行くために道を探す。

鵜原駅

小さな鵜原港

■鵜原理想郷
 港に出るちょっと前の道に鵜原理想郷への案内があったので、それに従って道を進んでいく。どうやら歩きじゃないと行けないらしい ・・。途中でちょっと怖いトンネルがあったり、草木の中を駆けたりしながらなんとか進んでいく。

トンネルがあったり

草木があったり

 鵜原の港から20分ほど歩き、ようやく鵜原理想郷に到着した。まさしく天然の展望台といったところだろう。 昔から多くの人がここを訪れたに違いない・・。が、私の時は人影すら見当たらず・・。今は隠れスポットなのかな(笑)

国定公園「鵜原理想郷」

天然の展望台!

 この理想郷からの眺めは、目の前に広がるパシフィックオーシャン!!まさしく雄大と言えるであろう。そして勝浦海中公園の 姿もはっきりと確認出来る!天然の展望台にしては文句なしの眺めである!

理想郷からの眺め

ズームしてみました

■安房小湊の海
 その後鵜原駅に戻り、今度は普通列車でゆっくり揺られながら進む。この区間はやはり普通列車が良く似合う。のんびりとローカル線 の旅を味わいながら安房小湊へと到着した。安房小湊の駅は古めかしく、そしてどこか懐かしく雰囲気が良い。

鵜原からは普通列車で!

安房小湊駅に到着

 この安房小湊駅で下車して少し歩くと、そこはもう砂浜である。やはり海を見ると落ち着くものだ。もう夏も終わりなためか海水浴 客は皆無で、釣り人が2〜3人いる程度の寂しい海。11時頃に着いてゆっくり砂浜を散歩して、なんだかんだ30分くらいそこにいた。 何か思いつめていたのか?(笑)いやいや、自然と海を見ていると飽きないのだ。これは人間の本能的なものがあるのか・・。

砂浜1

砂浜2

■安房鴨川を歩く
 安房小湊から再び特急「わかしお3号」に乗って、終点の安房鴨川へと到着した。ここ鴨川は市ではあるが、特に大きい町ではない。 観光客がやはり多いのが目立つ!それだけ見所がたくさんあるのだろう。

安房鴨川駅

安房鴨川駅前

 さてここから鴨川市を一望できるという魚見塚展望台を目指して歩くわけだが、鴨川市は本当に温泉が多い。そして海沿いにマンション もたくさん立ち並んでいる。海を目の前にしたマンションはまるで毎日がリゾート気分であろう。

 駅から15分くらい歩くと加茂川と呼ばれる川が出現した。不思議だ・・、町の名前は鴨川なのにここは加茂川・・。深く考えるのは やめよう(笑)

まるでリゾート地

何故か加茂川・・

 鴨川駅前からかなり歩いたと思うが、鴨川市街も抜けていよいよ山道へと入っていく。だんだんと登っていくので、海の見晴らしも 良くなっていく。すると「松島」と呼ばれる島を発見。う〜む、なるほど!確かにこれは鴨川の松島と呼べるだろう。本場に似ている。 旅とは面白いもので、このような場所を発見すると特した気分になるのは私だけ?

 そんな松島を過ぎると本格的に山登りへと進んでいく。展望台まであと少し!!

鴨川の松島!

いよいよ展望台へ

■魚見塚展望台
 ついに魚見塚展望台に到着した!どうやら別名「誓いの丘」と呼ばれるらしく、一人旅の私にとっては冷めた気持ちになる(笑) ただここからの景色はさすがに素晴らしい!!鴨川市を完全に一望できる!!これは夜景もきれいだろうなぁ〜。

別名「誓いの丘」

鴨川市を一望

 それにしても気になるのはこの展望台にうろついている黒猫。私の後をずっと追いかけてくる。食べ物なんて何もないぞ!

 結局展望台を降りてからも、猫がついてくるので走って逃げた。すると猫も走って追いかけてくるではないか!これにはさすがに ぞっとしたが、なんとか振り切った・・。無駄な体力を使ってしまったものだ・・。

この黒猫め・・

展望台からの松島

■かんぽの宿
 先ほどの猫のおかげですっかり汗をかいてしまったので、さっそく旅につき物!温泉へと向かう。ここから鴨川市内へ歩くのは もう疲れる・・、その時ちょうど良い時間にバスが来たので、このバスに乗って一気に今日の目的地である「かんぽの宿」へ向かう。

 この鴨川日東バスは房総フリー切符で乗る事が出来る。ちょっとお得な気分だ。さっそくかんぽの宿がある鴨川シーワールドの前で下車。

魚見塚展望台前のバス停から

鴨川シーワールド前へ

 そのバス停から少し歩くと「かんぽの宿」がある。ちょっと古風な建物で、お年寄りの方が多そうだ・・。でもこの時間に営業している 温泉は少なかったので、とりあえずここに入る事にする。

「かんぽの宿」入り口

「かんぽの宿」

 フロントでさっそく入浴料金の700円を支払って、エレベーターで大浴場のある上層階まで登った。何階に大浴場があったか忘れたが、 相当高いところにあって眺めが良い!脱衣所に入ると、まだ13時すぎなためか私以外に入浴客はいない。独占である・・。

脱衣所

大浴場

 30分ほどゆっくりお湯につかり、それから上がって脱衣所でくつろぐ。とにかく眺めが素晴らしい!目の前に広がる太平洋!ちょっと 曇っているのが本当に残念である。

 それにしても風呂上りのこのひと時が、一番至福を感じる時だ!なんて旅は素晴らしいのだろう!!と。その後、ロビーでトーストを 頼みバスの発車時刻を待つ。

大浴場からの景観

トーストを食す

■帰路
 この日は夜から所要があったため、早めに安房鴨川駅まで戻る。明日もあさってもあるし!とのんきな考えをしていた私でした・・。

バスで駅まで戻る

安房鴨川駅

 帰りの列車は特急「わかしお18号」である。安房鴨川を出る時にはほとんど乗客はいなかった。しかし、東京に近づくにつれて、 サラリーマンなどの乗客が増えて一気に満員になったもんだ。

 この日は夕方頃には無事に自宅に戻った。結局翌日に「南房総フリー切符」が無効になった事を知り涙を呑む(笑)まだ館山などの 内房線区域を訪れていないのに・・。というわけでなんとも中途半端な旅日記になってしまったが、今回はこの辺で締めくくろうと思う。 房総半島にはまだまだ面白い観光地がありそうだ〜。

特急「わかしお18号」

車内の様子

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